AGE(Active Ginseng Extract)

Youseininjin Extract

妖精人参抽出エキスAGE

一般的な根の部分だけではなく葉と茎が付いた新鮮な高麗人参を、独自開発の特殊配合ミネラル溶液による優れたタンパク質分解特性を利用して高温高圧下で抽出することによってこれまで困難とされてきた「ストレートエキス」の抽出を可能にしました。天然物だけを使った安心安全な次世代の高麗人参エキス「AGE」は、医薬品原料や機能性原料として注目が集まっています。

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当社の特殊な溶液を溶媒として用いた抽出することで、タンパク分解能とあいまって、従来の工程とは比較にならない濃度の抽出が可能となり、従来原料に含まれる有効成分のほか、当社製造のスプラウトだけが持つジンセノサイドF2などの希少有効成分を高濃度で抽出することができる。

ケイ素養液で抽出した高麗人参エキスを利用した抗アレルギー剤及びその製造方法について徳島大学との共同特許出願済み。

特願  第2017-199974号

臨床データが示すAGEの有効性

1) 経口投与試験データ

AGEによる皮膚炎症状の緩和効果
NC/Ng マウスにおける皮膚炎症状緩和効果についての検討

①  皮膚炎の誘導及び皮膚炎の臨床評価

6 週齢のNC/Nga マウスの胸部及び腹部に5%ピクリルクロライドを塗布した。

その後1 週間毎に1%ピクリルクロライドを耳部に塗布した。耳部における皮膚炎は0(無症状)、1(軽度)、2(中等度)、および3(重度)の4段階に分類し、両耳のスコアの平均値を臨床症状として数値化した。

図1

【結果】NC/Nga マウス6週齢時より10 週間、週に1 度1%ピクリルクロライドを耳部に塗布することでアレルギー誘導を行った。この間、体重及び摂餌量を週に一度測定したがケイ素水投与群(対照群)及び高麗人参エキス投与群(介入群)の両群間に体重、摂餌量の差は認められなかった。

次にマウスの皮膚症状について両耳を評価した。生理食塩水投与群、ケイ素水投与群では皮膚症状が明らかであったのに対して、高麗人参投与群(介入群)では症状の軽減が認められた。図1 に平均スコアを示す。対照群で平均2. 4 のスコアを示したのに対し、介入群では平均値が0.5 と有意に低値であった(p<0.05)。

②  血清IgE 濃度

マウスは10 週間の1%ピクリルクロライド塗布の後、16 週齢時に心採血し、血清を得た。

これを用いて、Mouse IgE quantitation kit (Bethyl Laboratories Inc.)によりプロトコールに従いIgE を測定した。

図2

【結果】アレルギー反応を比較するため血清IgE を測定した。図2 に示すように、介入群では有意にIgE が低値であった(p<0.05)。

③  サイトカイン濃度

マウス血清中のサイトカイン濃度について、Mouse IFNγELISA Kit (R&D systems Inc)および Mouse IL-4 ELISA Kit(R&D systems Inc)を用いて、付属のプロトコールに従い測定した。

図3

【結果】炎症性サイトカインINFγ およびIL-4 についても測定を行なった。図 3 に示すように、対照群では皮膚炎の誘導によりサイトカイン産生が認められるが高麗人参介入群では有意に抑制されていることが示唆された(p<0.05)。

AGEのアレルギー炎症抑制効果
TNP-IgE マウスにおけるアレルギー炎症に対する高麗人参およびGinsenosideF2 投与効果の比較

高麗人参抽出エキス(AGE)のアレルギー炎症抑制効果はginsenosideF2 を多く含むためかを検討するため、高麗人参エキス投与、F2 投与のアレルギー炎症抑制に対する効果を比較検討する。

図4

図5

【結果】マウスの耳を染色した結果を図4に示す。数値化は困難であるが、対照群よりも、F2 群で、F2 群よりも高麗人参群で耳の腫脹が改善されていることが示唆されるさらに、血清のIgE 濃度を測定した結果を図5に示す。対照群と比較し、F2、高麗人参群で低下していた。またF2 と比較して高麗人参群のIgE が低値であった。

他社高麗人参との比較検討

AGE投与、他社製の高麗人参エキス投与のアレルギー炎症抑制に対する効果を比較検討する。

図6

図7

【結果】臨床スコアを6点までで前肢、後肢、耳の炎症で評価した。図6に示すように、発症誘導後1週間の間、Sample P で最も低いスコアの経緯を示した。また図6−7に示すように、血清IgE および血清IFNγもまたSample P で最も低値を示した。

2) 経皮投与試験データ

ヒト皮膚繊維芽細胞の培養及び刺激実験
ヒト皮膚繊維芽細胞を用いたTNFαの刺激有無によるIL-6及びTNFαの遺伝子発言量比較

ヒト皮膚繊維芽細胞はコスモ・バイオを介してCell research 社のものを入手した。

DMEM/10%FBSで培養し、6wellに継代、80%コンフルエント時に供与試料原液、1/10希釈、1/100希釈を20ul/2ml DMEMとして添加、8時間後にTNFαにて刺激を行い16時間後にMediumおよびTrizolにて細胞を回収しRNA抽出を行った。

Mediumは培養液中のIL-6を測定、RNAは細胞のIL6およびTNFαの遺伝子発現を定量した。

サイトカインIL-6濃度比較
TNFα刺激の有無による炎症性サイトカインIL-6濃度の比較

遺伝子発現量の比較

TNFα刺激の有無によるIL-6及びTNFαの遺伝子発現量の比較

保湿効果とバリヤ機能の比較検証

アクアポリン3、ヒアルロン酸合成酵素、フィラグリン、セラミド合成酵素

マウスアトピー性皮膚炎に対する実験
塗布2週間後のNC/Ngaマウス背部の皮膚炎の面積の比較

対照群

介入群(AGE)

AGE有効性 総合評価

徳島大学大学院 医歯薬学研究部 代謝栄養学分野  堤 理恵 助教授

本研究において、パークフォレスト社独自の栽培方法による高麗人参を、ケイ素を用いて抽出したエキスとした場合にアレルギー反応を改善する効果が認められることを実証した。

アトピー性皮膚炎のモデルである NC/Nga マウスを用いて長期間のエキス摂取をさせたところ、臨床スコアや血清IgE が改善されることが示唆された。また、ケイ素で抽出していることは効果は期待されるものの、ケイ素のみでは効果は生理食塩水を投与した群とほぼ同程度であり、高麗人参とケイ素の相乗作用的な効果があることが期待された。

次に当該高麗人参は他の高麗人参と比較してGinsenosideF2 が多いことが以前の分析結果により知られていることに注目した。

GinsenosideF2 には免疫能を向上させる効果が知られていることから、前述の効果もF2 によるものではないかと考え、F2 のみを化合物として投与し、当該エキスの効果と比較した。

F2化合物単独投与において文献相当量投与し、対照群よりは免疫反応に対する改善作用を認めたが、当該高麗人参エキスの方がさらに効果的であり、その他の成分の関与も否定できず、F2 単独よりは抽出エキスとして投与する方が効果的であると考えられた。

F2 や高麗人参の免疫能向上あるいは改善作用はいくつか報告もあるが、今回の抽出エキスはこれまでのものよりもより強力な作用を示しており、独自の栽培法、抽出法の効果が共にこうした作用をもたらしていると考えられた。そのため、こうした効果が他の高麗人参でも見られるのかを検討するために他社の高麗人参を購入し、同様の方法で抽出したサンプルを得た。

この結果、1年、4年、6年と栽培期間の長いものほど効果は大きくなることが臨床スコア等からも示唆されたが、栽培期間の非常に短い当該エキスがもっとも効果が大きい結果となった。こうしたことから、栽培期間よりも、栽培方法が重要であり、またケイ素水を使用した独自の抽出方法も重要であると考えられた。

 

妖精人参抽出エキスAGE

徳島大学大学院 医歯薬学研究部 代謝栄養学分野

  堤 理恵 助教授